その不調の原因は、お腹の奥の「腸腰筋」が原因かも?! 衰えると寝たきりに!

先日ある方に、
「うちの奥さんが腰が痛いって言うんだけど、腸腰筋が固いのかな?」
と質問されました。

このように、一般の方にも認知されはじめている
インナーマッスル『腸腰筋』

腸腰筋

「腰を揉んでも痛みが取れない。」とか
「じわじわ腰に痛みが出てきて、次の日の朝、腰がひどく痛くて起きられなかった。」とか
腸腰筋の緊張が原因の可能性ありです。

実は、その他にも腸腰筋がかたくなると

  1. 背中腰が張る。
  2. 肩が張る
  3. 太ももの内側が張り、膝の痛みに関係している
  4. 下っ腹が出る
  5. 鎖骨の下をさわると痛い
  6. 鼠径部が痛い
  7. 腕が挙げづらい
  8. 歩幅が狭い
  9. 足が挙げづらい
  10. 仰向けに寝ると腰が床につかず隙間ができる
  11. 背中が丸くなる、猫背
  12. 手の強ばり

と言うようなこともあります。
手も影響するの?意外と思われますが、すべての人がそうではありませんが、このようなことも起こります。

私が、この筋肉をアプローチるようになったのは、競輪選手をケアするようになってからでした。
もう15年ほど前になります。「どうして股関節がスムーズに上がらないのか?」
その原因が『腸腰筋』でした。
そこからどのようにしてほぐしていくか…お腹の奥にある筋肉なので、悩んで、試行錯誤して
そして、今ではかなりほぐせます。

腸腰筋がなぜ重要か?

上半身と下半身は、背骨1本だけでつないでいますが、上半身を支えているのは筋肉です。
その支えている筋肉の1つですから、硬くなっていたり、弱ってると体の姿勢が崩れます。いわゆる体幹が弱くなる。
そのため、ご高齢者の「介護予防」では極めて重要な筋肉です。

次回は、腸腰筋を硬くさせないためのセルフケアをお話します。
ご覧いただきありがとうございました。