元気が出る昼寝の取り方

外出もなかなかできない状況で、家にこもっている方も多いと思います。
テレビをつけても番組つまらないし、昼も寝ていることが多いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

昼寝には認知症の予防効果があると言われています。
また、免疫を高めるためにも効果的に昼寝を取りたいですが、
しかし、昼寝の取り方に注意していただきたいのです。

それは『30分以内の昼寝をすること』です。

逆に1時間以上の昼寝は、アルツハイマー型認知症の危険性を2倍に増加させてしまいます。

また、夕方以降の居眠りは夜の睡眠の妨げになりますので、15時よりも前に昼寝をとりましょう。
夕方、どうしても眠気が出てきたときは、居眠りをしないように
対策として、軽いウォーキングやストレッチをしましょう。夕方の軽い運動は、深部体温を上げ、夜の睡眠の質は良くなります。

なぜ30分以内の昼寝が良いのか?

皆さんは、昼寝を取った後しばらく頭がボーとしていたり、だるさが出ることないでしょうか?
それは
30分を過ぎる頃に深い睡眠(徐波睡眠と言います)に入っていくことで、かえって起きた後に眠気に襲われたり、
だるさが出たりします。

またよくないことに、この徐波睡眠が出てしまうことで、夜の睡眠の質に影響が出てしまうのです。

夜眠り始めの深い睡眠「ノンレム睡眠」と言われ、
体を修復する「成長ホルモン」が分泌するのに非常に重要です。

昼寝で寝すぎると、この重要な深い睡眠がうまく取れなくなります。
即ち、成長ホルモンも上手く分泌されません。

30分以内の昼寝で

午後も眠気が出ず、活発に行動でき

睡眠サイクルにメリハリが出来て、夜もぐっすり眠れるようになり

認知症予防にもなる。

免疫アップにも効果があるので

積極的に上手に昼寝しましょう!