質の良い睡眠を得るには part1
質の良い睡眠をとりたいですね
夜寝てから、起床の時間までぐっすりと眠れると
良い1日が送れますよね
一晩の眠りのパターンは、健康な人で眠りに入ってすぐに深い眠りのノンレム睡眠に達し、その後周期的にレム睡眠、ノンレム睡眠と交互に繰り返します。
ちなみに、レム睡眠とノンレム睡眠とは何でしょうか?
「レム睡眠」とは、(Rapid Eye Movement:REM) 急速眼球運動の略で、まぶたの下で眼球がキョロキョロと動いていることから名付けられています。
体は力がすっかり抜けていますが脳は活動している、夢を見る、体の休息の状態です
「ノンレム睡眠」は、レムでない睡眠(Non-REM) 深い眠りで、脳を休ませる睡眠です。
一晩中に、レム・ノンレム睡眠が一つの睡眠単位となって、朝方までにこの睡眠周期を4~5回繰り返します。
一つの周期は平均90分ですが、人によって異なり、約70分~130分という幅があります。
人はどのようにして眠りにつくのでしょうか?
夜になると眠りのホルモンと呼ばれる「メラトニン」と言うホルモンの分泌が増え徐々に体温が下がり、眠りにつきます。
この体温の低下が重要で、ここで言う体温とは「深部体温」のことをいいます。
眠たくなると、手足が温かくなってきますが、これは手足などの体の表面「皮膚温」を上げて深部の体温を放熱する為に温かくなるのです。
手足の冷えがある方が眠りにつけないのは、この深部体温をうまく下げれないためです。
対策として、寝る1時間ほど前に湯船に浸かり体を温める。
この時、深部体温も上がりますが、徐々に体温が下がるので1時間程前に湯船につかっていただく方が良いのです。
また、上がった深部体温を元に戻そうと体力を少なからず使うため、心地よい疲労感とともに眠りにつけます。
電気毛布も良いと思いますが、寝る前にしっかり暖めて、寝るときには電源は消した方がよいです。何故なら、暖めたままにしていると深部体温が下がらず、途中で目を覚ましてしまうからです。(中途覚醒)
スマホ、パソコンの弊害
最近は、スマホやパソコンの普及などで頭を酷使することが多くなっています。
その為頭の熱(頭部内熱)が下がらず、寝つきが悪い方が多いです。
スマホ、パソコンなどの強い光も悪影響を及ぼします。
当院では、
脳疲労からくる体調不良の原因を検査により、みつけだし、調整していきます。