その不調の原因は、お腹の奥の「腸腰筋」が原因かも?! 衰えると寝たきりに!
先日ある方に、
「うちの奥さんが腰が痛いって言うんだけど、腸腰筋が固いのかな?」
と質問されました。
このように、一般の方にも認知されはじめている
インナーマッスル『腸腰筋』
「腰を揉んでも痛みが取れない。」とか
「じわじわ腰に痛みが出てきて、次の日の朝、腰がひどく痛くて起きられなかった。」とか
腸腰筋の緊張が原因の可能性ありです。
実は、その他にも腸腰筋がかたくなると
- 背中腰が張る。
- 肩が張る
- 太ももの内側が張り、膝の痛みに関係している
- 下っ腹が出る
- 鎖骨の下をさわると痛い
- 鼠径部が痛い
- 腕が挙げづらい
- 歩幅が狭い
- 足が挙げづらい
- 仰向けに寝ると腰が床につかず隙間ができる
- 背中が丸くなる、猫背
- 手の強ばり
と言うようなこともあります。
手も影響するの?意外と思われますが、すべての人がそうではありませんが、このようなことも起こります。
私が、この筋肉をアプローチるようになったのは、競輪選手をケアするようになってからでした。
もう15年ほど前になります。「どうして股関節がスムーズに上がらないのか?」
その原因が『腸腰筋』でした。
そこからどのようにしてほぐしていくか…お腹の奥にある筋肉なので、悩んで、試行錯誤して
そして、今ではかなりほぐせます。
腸腰筋がなぜ重要か?
上半身と下半身は、背骨1本だけでつないでいますが、上半身を支えているのは筋肉です。
その支えている筋肉の1つですから、硬くなっていたり、弱ってると体の姿勢が崩れます。いわゆる体幹が弱くなる。
そのため、ご高齢者の「介護予防」では極めて重要な筋肉です。
次回は、腸腰筋を硬くさせないためのセルフケアをお話します。
ご覧いただきありがとうございました。